11月6日、「輸入博で集まろう・2023蘇州開放革新協力交流会」が上海で開催された。第6回中国国際輸入博覧会(輸入博)が開催されて以来、蘇州市交易分団のバイヤー登録数、成約額及びプロバイヤーの登録数は5年連続で江蘇省全省で第一位となっている。今年の輸入博で、蘇州市の登録プロバイヤー数は3200を超えた。
同活動に出席する商務部の郭婷婷副部長は挨拶の中で、「中国は対外開放を持続的に拡大し、新たな発展構図の構築を加速させており、中国式現代化をもって世界に新たなチャンスを提供しています。中国の新たな発展構図を構築するための窓口、ハイレベルな開放を促進するプラットフォーム、世界で共有される国際公共製品となる輸入博は、展示品を商品へ、出展企業を投資企業への転換を促進し、経済の質の高い発展と開放型世界経済の構築において重要な役割を果たしてきました。江蘇省の経済発展のパイオニア、改革開放の先行者である蘇州市は今年に入り、復雑で変化に富んだ情勢に積極的に対応し、一連の政策措置を打ち出し、ビジネス環境を最適化し続け、多国籍企業により広い発展空間を提供しています。商務部はこれまでどおり蘇州市が輸入博のプラットフォームをうまく利用し、対外経済貿易協力を深め、経済の質の高い発展を推進することを支援します」と話した。
江蘇省党委員会常務委員、蘇州市党委員会書記劉小涛氏は基調演説の中で来賓に熱烈な歓迎の意を表し、全世界のバイヤーに蘇州市に投資し、蘇州市を深耕しようといった真摯な招待を出した。江蘇省商務庁の陳涛庁長は挨拶の中で、外資企業は江蘇省の改革開放の立会人だけでなく、江蘇省の質の高い発展と現代化建設の揺るぎない同行者でもある。省商務庁は蘇州市が輸入博のチャンスをつかみ、輸入貿易を積極的に拡大し、現代サービス業の開放レベルを絶えずに高め、世界産業チェーンとサプライチェーンによりよく溶け込み、外資を誘致する「強磁場」を作り出し、よりハイレベルな対外開放を促進することを支援すると示した。
蘇州市党委員会副書記、市長呉慶文氏は同活動の司会を務め、以下のように述べた。「蘇州市はより開放的な姿勢で世界を抱え、自身の発展で共同発展を促進し、人材、技術、資金などの要素のサポートを絶えずに強化し、企業の発展のために最も優れる資源を配置し、最も優れる環境を作り、最も強いサポートを提供するように取り組み、『未来を共有』といったチャンスの扉をより大きく開いていく」
現在、蘇州市には外資企業が1万8000社、海外のグローバルフォーチュン500企業にランクインする多国籍企業によるプロジェクトが486件集まっている。今回の輸入博で蘇州市交易分団のバイヤー、出展企業代表が契約を取り交わし、複数の優秀な外資プロジェクト、輸出入貿易主体プロジェクトが蘇州市に導入される予定。
同日、江蘇省党委員会常務委員、蘇州市党委員会書記劉小涛氏、蘇州市党委員会副書記、市長呉慶文氏などの指導者はまた輸入博の蘇州企業展示エリアを見学し、多国籍企業の代表と会談して交流し、国家会展センター(上海)の中心エリアに位置する「蘇作館(蘇州手工芸品館)」を視察した。