「シティウォーク(Citywalk)」とは「都市を気ままにゆっくりとぶらぶらして楽しむ」ことを意味し、参加者は独特の都市コースを歩き、足で都市を探り、都市の肌理に入り、都市の独特の気質を感じる。
実は、蘇州市高新区は散策に適しているエリアである。以下は参考として複数のシティーウォークコースをまとめる。一緒に足とカメラでこの都市を記録して、都市の脈拍と呼吸を感じよう。
繁華した都市部を散策
►オススメコース:
何山路—獅山路—竹園路—長江路
►キーワード:
モダン/グリーン/カルチャー
獅山商務革新区は高新区のビジネス機能の集積エリアであり、ここには高層ビルが林立し、商業貿易は盛んで、非常に賑やかである。獅山の街を歩くと、龍湖、美羅、金鷹(Golden Eagle)等の商業コンプレックスを回れば、ワンストップで「飲食、遊び、ショッピング」のニーズを満たすことができる。
何山路に位置する新区公園は樹木が茂っており、植生が豊富である。緑に囲まれたこの公園の中で散歩すると、都市生活での変わった快適さを感じることができる。
ここには江南の特徴を備えた「ポケットパーク」もある。獅山路、竹園路、長江路などに点在しているこれらのポケットパークは小さくても多様で、環境にも友好的である。ここでは街の隅などで身近な「詩と遠方」に触れることができる。
アートを満喫して厳しい暑気払いをしようとすれば、長江路999号の蘇州博物館西館に足を運ぶのはおすすめ。江南の文化を感じ、国際的な視野を広げ、長い歴史の川を泳ぎ、アートと時間・空間のロマンチックな出会いを楽しむことができる。
千年運河のほとりを逍遥
►オススメコース:
京杭大運河新区区間沿線
►キーワード:
人文/歴史/消費
獅山商務革新区で、大運河に沿って散歩すると、索山橋のそばに人目を引く一ヶ所の公園緑地と1棟の白い建物が見える。実はここには蘇州市内初の完全地下式の水質浄化工場が隠されているのである。一方、地上では子供たちが遊んでおり、大人たちが涼を取って世間話しており、のんびりとした雰囲気である。
千年の古鎮である滸墅関に来て、民国風情が漂う蚕里街区を散策すると、特色ある飲食、クリエイティブグッズ、喫茶店やバーなどが随所に見られ、伝統文化と現代文明がよく調和している。
大運河のほとり、文昌閣の外は、川が流れ、美しい景色が延々と続いて、その絵のような景色の中へ行ってみれば、質朴な門、古風の建築、いずれも歴史の物語を語っているようで、まるで時空を超えたような気がする。
そして、運河の上の橋は、大運河の豊かな文化と現代都市のファッションを繋いだ。Costco、IKEA、イオン、Decathlonなど多くの世界的に有名な百貨店・スーパー・小売大手はここに集結しているため、千年の古鎮からは時代の新しい活力が湧いてくる。