共に発展をはかり、すばらしい未来を展望：2023蘇州高新区企業家の夜イベントが開幕

8月10日、2023蘇州高新区企業家の夜イベントが太湖ほとりで開幕した。200社余りの企業からの450名以上の企業家代表、外国商会、関連機関の責任者が一堂に会し、共に発展をはかり、すばらしい未来を展望した。

三日間にわたる当該イベントは三つの特別会場を設け、それぞれ地域内の外資系企業、民営企業、研究所や大学などの機関を招待した。イベントの「人文の旅」で、企業家代表たちを組織して蘇州博物館西館、南京大学蘇州キャンパス、中国刺繡芸術館などを訪れた。そして「企業家の夜」で、企業家のために、プラットフォームを作り、交流を促進し、資源を集積し、産業がより高いレベルへ進むように促進した。

同イベントに出席したゲストには、シーメンス、パナソニック、キャノンなどのフォーチュン・グローバル500の企業の代表だけでなく、ラボコープ（Labcorp）、NGKなどの業界のトップ企業の責任者もいた。また上場企業と上場予定企業、重点工業企業及びサービス業企業、ハイテク企業などの代表も招待され、次世代情報技術とハイエンド装備製造という2つの主導産業、及び光子、医療機械、集積回路などの新興産業をカバーした。

1994年に高新区に進出し始めた蘇州シーメンス電器有限公司は投資を続け、絶えずに成長してきた。昨年、シーメンス電気中国及び東アジア本部に格上げされた。そして今年、シーメンス長江デルタ人工智能共同創出実験室が発足した。

あいさつの中で、シーメンス電気製品グローバル執行副総裁、シーメンス電気製品中国及び東アジア本部総経理Markus Grabmeier氏は、「高新区がすばらしいビジネス環境、整ったインフラを提供してくれたため、シーメンスは高新区で一連の発展成果を収めました。将来、我々はシーメンスの技術革新配置とグローバル研究開発システムを拡大し、引き続き高新区を深耕して発展し、追加投資をし、アップグレードしていきます」と話した。

中国ドイツ商会の蘇州地域代表であるSchaeffler摩擦製品(蘇州)有限公司は25年間高新区で着実に発展し、絶えずに新しい成績と突破を収めている。同社の総経理曹徠氏は「長年にわたり、ドイツ系企業は高新区で絶えずに発展し、事業を拡大してきました。私たちはドイツ商会というプラットフォームをよりよく活用し、企業交流を増進し、革新的資源を統合し、共により広い発展空間を作り上げていきます」と語った。

江蘇銀行蘇州支店党委員会書記で支店長の蔣学衆氏は、「ここ数年、高新区の各活動は急速に推進され、ハイテク技術革新の高地、トップ研究所や大学が集まる宝のエリア、企業や有識者が起業する福地となり、広い発展空間を抱えています。今回のイベントはコミュニケーションをさらに促進し、協力発展を深めました。江蘇銀行は特色ある製品の革新を強化し、実体経済へのサービスをより際立たせ、より多くの資源を集めて重点分野に投資します」と示した。

高新区の指導者虞美華氏は高新区党工作委員会、管理委員会を代表してこれまで高新区の発展に関心を寄せ、支援をしてきた企業家たちや社会各界に心から感謝の意を表した。「高新区はビジネス環境を持続的に改善し、外資企業の増資・株式追加と利益の再投資を奨励し、企業が高新区で配置し、深耕するよう促進します。企業が本社との交流を強化し、より多くの注文と生産能力を得ると同時に、高新区を積極的に宣伝し、高新区の質の高い発展のために大きく貢献することを望んでいます。またモデル転換とアップグレードをさらに加速させ、優れる資源を持続的に導入し、より多くの研究開発センターや地域本部を配置し、地域内の施設と企業との協同革新を深め、よりハイレベルの発展を実現することを望んでいます」と同氏は言った。

現在、高新区は国内外の企業が競って進出する創新創業のホットスポットになった。全地域には研究所や大学などのプラットフォームが112カ所、国家レベルのハイテク企業が1376社、省レベル以上の「専精特新」企業が184社、ユニコーン(育成)企業が49社、上場企業が31社ある。外資系企業は2000社近く集まり、さまざまな外資系本部や機能性機関が80カ所あり、フォーチュン・グローバル500企業の投資・アップグレードプロジェクトが62件ある。

高新区は一流のビジネス環境作りに全力を尽くし、専門化、国際化した資本導入・企業誘致サービスチームを建設し、強化し、全プロセスのサービスを提供する企業サービスセンターを設立し、人力資源、知的財産権、科学技術金融という3つのサービス業の集積エリア作りを加速させ、ハイクオリティのキャリアを500万平方メートル以上も整えた。地域内には56の美しい山、28キロの太湖沿岸、28キロの京杭大運河があり、教育、医療レベルが全市の先端を走っている。それとともに、ビジネス環境関連の政策・措置を引き続きアップグレードし、市場主体の活力と社会の創造力を持続的に奮い立たせている。江蘇省ビジネス環境先進エリア、江蘇省ビジネス環境先進開発エリアに選ばれ、商事制度改革、「放管服（行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化）」改革は江蘇省政府から「着実励行」激励を受けた。

これから、高新区は企業サービスを持続的に改善し、国際一流のビジネス環境を整え、産業イノベーションクラスターの融合的発展を深く推進し、質の高い発展が先端を走るよう全力を尽くしていく。