ハイエンドデジタル電源チップ技術先駆水芯電子科学技術本部プロジェクトが発足

8月10日、「再構築可能なデジタル電源チップ」の開拓者である水芯電子科学技術（Merchip）本部プロジェクトの発足式が蘇州市高新区で開催された。研究開発及び販売本部に作られる当該本部プロジェクトは高新区の集積回路産業のイノベーションクラスター作りに力強い原動力を添える。

水芯電子は世界で初めて「再構築可能なデジタル電源チップ」という概念を提出して量産化した。「再構築可能なデジタル電源チップ」はチップの応用開発の効率を大いに向上させ、少量の規格の製品で広い市場をカバーし、チップの開発コストを大幅に低減し、電源技術の更新スピードを向上させた。

同社は業界トップレベルの技術革新能力と独自の技術基盤構造を持っており、チップの基盤特許を大量に申請する能力を備えており、その製品は小型、効率的、カスタマイズ可能などの特徴を持っており、マイクロワットレベルの消費類製品からキロワットレベルの工業類の電源の応用までカバーしている。また、同社が独自に研究開発したDSPハイパワー電源/モーターチップ、VRM、急速充電チップなどの製品シリーズは、ハイエンド電源とハイパワー電源チップ分野の「首絞め」課題を突破した。

蘇州市の集積回路産業を発展する重要な拠点である高新区は革新駆動発展戦略を踏み込んで実施しており、優位性のある産業クラスターを持続的に深耕し、長江デルタの集積回路産業の新たな高地の創出を加速させる。

◆現在、全区には180社以上の集積回路関連企業が集積しており、国芯科技（Nationalchip）、長光華芯（Everbright）など集積回路の全産業チェーン企業を育成し、導入したが、また細分化された産業革新クラスターで地域的な優位性を形成した。

◆南京大学国家集積回路産教融合プラットフォーム蘇州センター、江蘇省集積回路先進プロセス工学技術連合実験室など複数の国家レベル、省レベル、市レベルのプラットフォームを設立した。蘇州市集積回路イノベーションセンター(第1期、第2期)、蘇州創業パークなど複数の産業キャリアを重点的に作り上げた。

◆総規模が100億元に達する集積回路産業マザーファンドと総規模が20億元の科学技術イノベーションエンゼルマザーファンドが設立され、徐々に蘇州市ひいては全国集積回路産業の重要な支えの一つになってきた。

将来、高新区は産業革新エコロジーをさらに最適化し、強化し、産業チェーンの「補強・補足・延長」を促進し、長江デルタ集積回路産業高地作りを加速させる。