医薬研究開発サービス分野の世界トップ企業であるラボコープ(Labcorp)医薬研究開発イノベーションハブは6月16日、蘇州高新区で正式にオープンし、一流の産業イノベーションクラスターを作るために新たな原動力を注入した。
蘇州市委員会常務委員、副市長の唐暁東氏、市政府副秘書長の蔣華氏は、ラボコープグローバル執行副総裁、センター実験室総裁のJon DiVincenzo氏一行と会見した。高新区党工作委員会書記毛偉氏、高新区党工作委員会副書記、管理委員会主任宋長宝氏はオープンセレモニーに出席し、会見に参加した。蘇州市商務局、市市場管理局の責任者、高新区関連指導者、企業の代表などは同活動に参加した。
世界をリードする生命科学会社、医薬品研究開発サービス分野のトップ企業であるラボコープは、そのコア事業が医薬研究開発の全プロセスをカバーし、2021年と2022年の世界CRO企業売上高トップ10ランキングで上位に位置している。そして、今回発足する当イノベーションハブは同社が建設した世界で3番目、中国で初めて臨床試験のための検体採取関連製品を提供する世界的な重要施設であり、中国の臨床試験のより速い展開を更に推進し、医薬品の研究開発のスピードアップに助力する。同社は今後、市場需要に応じて持続的に増資を行い、生産能力を向上させ、バイオ医薬産業の発展を促進していく計画。
Jon DiVincenzo氏は挨拶の中で、ラボコープ医薬研究開発イノベーションハブの発足は中国地域の事業を発展させる中で一里塚的な意義がある。ラボコープは地域内のよいビジネス環境としっかりとした産業基盤に依拠し、より多くの優れる資源を導入し、全地域のバイオ医薬産業の発展により多くの貢献をすると示した。
宋長宝氏はラボコープの蘇州市高新区への信頼とサポートに対して感謝の意を表した。「高新区は引き続き一流のビジネス環境の整備に取り組み、企業の発展を後押しします。ラボコープがより多くのハイエンドの資源を高新区に導入し、そして手を携えて全省の医療器械とバイオ医薬産業の新たな高地を作ることを期待しています」と同氏は話した。
ここ数年、高新区は大手企業、トップ企業の導入のクオリティーと効果を引き上げ続け、外資企業の増資と事業拡大に取り組み、外資企業のモデル転換を促進し、より多くの外資企業の研究開発センターを引き寄せ、本部経済にも力を入れている。現在、高新区には複数の外資系企業の本部機関が集まっており、一流の産業イノベーションクラスターを作り、全区の質の高い発展が先頭に立つために力を蓄え、活力を与えた。今回発足するラボコープ医薬研究開発イノベーションハブは契約からオープンまで1年もかからなかったのは、外資が蘇州高新区の前途を見通し、投資拡大することを反映した。全区のバイオ医薬と医療器械産業の規模はこの勢いに乗って拡大し続け、現在地域内の関連企業は1000社を上回った。