6月6日、米国ワブテックグループ(Wabtec)情報安全事業部総裁Christophe FEVRE氏一行が蘇州市高新区を訪問した。高新区党工作委員会の毛偉書記はChristophe FEVRE氏一行と会見し、産業協力の更なる深化について交流し、話し合った。
ANNAX (蘇州)軌道システム有限公司の魏巍総経理、高新区の指導者虞美華氏及び関連部門、国有企業の主要責任者などが同会見に参加した。
1869年に設立された米国ワブテックグループ(Wabtec)は米国のフォーチュン500企業入りした企業であり、軌道交通装備の研究開発と革新に取り組んでおり、世界の鉄道業界における貨物輸送ソリューションのリーディングカンパニー。2018年、同グループはドイツのANNAX グループを買収した。
ドイツのANNAXグループは1996年に設立された公共交通分野の乗客情報システム市場のリーディングカンパニーで、2006年に蘇州市高新区に投資し、ANNAX (蘇州)軌道システム有限公司(以下はANNAX 蘇州)を設立した。ANNAX 蘇州はハイテク企業、「ガゼル企業」、蘇州市工程技術研究センターなどの称号を授与され、主に軌道交通乗客情報システムソリューションと関連電子製品の取り付けサービスを提供し、液晶ディスプレイ分野で深い技術背景を持ち、全液晶スクリーンの乗客情報システムを作ることに力を入れている。同社にはまた有機発光ダイオード透明スクリーン、液晶の超薄型両面スクリーン、裸眼の3Dディスプレイなど革新的な製品がたくさんある。
毛偉氏はChristophe FEVRE氏一行の来訪に対して熱烈な歓迎の意を表した。Wabtecは高新区の重要なパートナーであり、ANNAXは高新区の経済と社会の発展に積極的な貢献をした。高新区はこれまでと変わらなく、優れて行き届いて効率的な企業サービスを提供し、双方の交通運輸、スマート製造、集積回路などの産業分野での交流と協力を深め、企業が高新区で深耕し、発展することを推進し、一流の産業イノベーションクラスターを共に作り上げると毛氏は話した。Wabtecが産業資源の優位性を発揮し、ANNAX 蘇州の発展と拡大を支援するとともに、新たなプロジェクト、新たな製品、新たな技術を積極的に導入し、より実り多い成果を上げ、ウィンウィン発展を実現するように協力を推進していくことを望むと同氏は言った。
Christophe FEVRE氏は高新区がこれまでのサポートに対して感謝の意を表し、ワブテックグループの発展状況を簡単に紹介した。ワブテックグループはずっと蘇州市高新区との協力を重視しており、ANNAX 蘇州をグループが中国戦略配置の重要な構成部分と見なしている。蘇州市高新区は一流のビジネス環境を整え、企業が投資し、発展する沃土である。将来高新区と手を携えて共に進み、協力してウィンウィンし、より多くの産業発展の新しい成果を作り出し、高新区の経済の質の高い発展のためにより多くの原動力を注入することを望むとChristophe FEVRE氏は語った。
会見の前に、Christophe FEVRE氏一行は高新区展示館を見学し、高新区の経済社会の発展成果を詳しく理解し、無形文化遺産の魅力を体験した。