シーメンス長江デルタ人工知能共同創出実験室は5月24日、蘇州市で正式にオープンした。蘇州市委員会書記曹路宝氏はシーメンス株式会社執行副総裁、シーメンス中央研究院研究開発部総裁Norbert Gaus氏一行と会見し、共同で実験室の除幕をした。蘇州市党委員会副書記、市長呉慶文氏は関連活動に参加した。
蘇州太湖科学城に位置する当該共同創出実験室はシーメンスが設立した初の海外人工智能共同創出実験室であり、シーメンスが未来の世界中心科学技術ネットワークを構築する重要なノードでもある。同実験室はシーメンスの人工知能とビッグデータ、シミュレーションとデジタルツイン、ソフトウェア開発とプロセスにおける革新成果と応用を重点的に展示する。地域企業との協力と共同創造を通じて、次世代の技術革新のために応用シーンを豊かにするとともに、長江デルタ地域の企業のデジタル転換、デジタル人材育成のために新たな原動力を提供する。
関係筋によると、シーメンス(中国)有限公司、シーメンス中央研究院はそれぞれ蘇州センターを設立した。また、シーメンスの中核事業の一つ、スマートインフラグループ傘下のスター工場である蘇州シーメンス電器有限公司(SEAL)も蘇州に設立された。今回の共同創出実験室の発足により、シーメンスの長江デルタ地域における技術革新配置とグローバル研究開発システムがさらに拡大される。
デジタル技術と実体経済の深い融合をさらに推進するため、発足式でシーメンス(中国)有限公司とLEXY、GOODWEなどの6社がスマート製造の「モデル」戦略提携関係を結び、企業のスマート化改造とデジタル化モデル転換を加速させていく。
シーメンス(中国)有限公司執行副総裁、シーメンス中国研究院院長、Siemens Advanta中国地域の朱驍洵総経理、シーメンス株式会社執行副総裁、シーメンス電気製品中国及び東アジア本部のMarkus Grabmeier総経理、蘇州市委員会常務委員、副市長唐暁東氏、蘇州市政府秘書長の兪愉氏、虎丘区と蘇州市関係部門の責任者は関連活動に参加した。