このほど、蘇州市高新区党工作委員会副書記、管理委員会主任宋長宝氏はチームを率いてスイス、オランダ両国へ赴き、経済貿易交流活動を展開した。海外滞在期間中、投資説明会を開催し、StahlとKeyTec(Su Zhou)の増資と生産拡大を推進し、Sulzer(Su Zhou)のモデル転換・グレードアップ・協力について話し合い、ワーゲニンゲン大学との産学研融合協力を深化し、世界一流のハイテクパークの先進的な発展経験を学ぶなど一連の企業誘致活動を展開し、一連の対外開放の新たな成果を収穫した。
投資説明会で、宋長宝氏は海外企業に高新区の優れるビジネス環境を紹介し、良質なプロジェクト資源に積極的に連携を結び、要素の相互作用を促進し、協力とウィンウィンを求めた。
宋長宝氏一行はオランダ、スイスの良質なプロジェクトの企業本部を訪問し、本部の上層部と対面して交流し、ハイエンド装備製造、特殊塗料、自動車部品、新エネルギーなどの分野で協力の意向を深め、潜在的なプロジェクトの導入に力をいれ、産業発展の新しい空間をはかった。
訪問期間中、Sulzer、KeyTec、Stahlなどの海外のパートナーは蘇州高新区の急速な発展の新たなチャンスを理解し、蘇州市西部に位置するこのホットスポットに強い興味を示した。さらに増資と株式拡張をし、良質なプロジェクトを積極的に導入すると表明したとともに、中国市場への期待と自信も示した。
100年の歴史を持つオランダのStahlグループは世界最大の機能性コーティングと皮革化学品の研究開発生産企業である。同社で宋長宝氏はStahlの上層部に高新区の優れるなビジネス環境を詳しく紹介し、そして生産能力の拡大、追加投資などの件について踏み込んだ交流をし、企業の発展のために政策支援とサービス保障を提供することを表明した。
世界レベルの研究開発と金型センターを持つオランダのKeyTecは主に高精度の金具とプラスチックのコンポーネントを生産する会社である。同社で交流座談会で、宋長宝氏は高新区の立地優位性、産業基盤、政策支援などのビジネス環境の要素を紹介した上で、企業の本部との相互交流を強化し、より多くの良質なプロジェクトが高新区に入居することを推進すると話した。KeyTecグループのHARTMANN CEOは双方の経済貿易協力を強固にし、新たなプロジェクトや新技術を積極的に導入し、ハイエンド装備製造産業クラスターの建設に力を尽くしていくと語った。
オランダのハイテクキャンパスアイントホーフェンは「ヨーロッパで最もスマートな1平方キロ」として知られている。世界一流のハイテクパークを目指し、先進的な経験を学ぶために、訪問期間中、宋長宝氏はハイテクキャンパスアイントホーフェンの建設理念、発展の歩み、革新措置について詳しく理解した。双方は産業の発展、科学技術の革新などをめぐり、協力発展について話し合った。
スイスのSulzerは世界で有名な多国籍工業グループであり、同社が高新区に投資して設立したSulzerポンプ会社は世界有数のポンプメーカーである。宋長宝氏は当該企業の責任者と会談し、高新区のここ数年の経済発展状況を紹介した。同グループの上層部は高新区との交流と協力を深化し、発展のチャンスをつかみ、中国での事業を開拓し続け、地元の発展のために力を加え、活力を注ぎ入れると示した。
このほか、今回はまた人材懇親会を開催し、国内外の人材のために協力と交流のプラットフォームを作り、より多くの良質な企業とハイエンドの人材が高新区に来て創新創業活動をし、定着するようと招待した。
今年に入り、蘇州高新区はシンガポール、香港、上海、日本、韓国、深センに赴き、一連の企業誘致活動を展開し、対外交流を持続的に深化し、大手企業などの誘致に力をいれ、産業革新クラスターの発展に新たなエネルギーを注入している。
これから、高新区は「企業誘致・資本導入突破年」というテーマに焦点を当て、世界に目を向けてイノベーション協力を展開し、良質なプロジェクトの誘致に取り組み、一流の産業革新クラスターの建設を推進していく。