外資系企業　高新区に根を下ろし、盛んに発展　

全国第一陣の国家レベルの高新（ハイテク）技術産業開発区と外資投資の高地である蘇州高新区では、新春早々、各外資系企業は信念を固め、自信満々で経済建設の「主戦場」で奮戦し始め、投資を増加し、生産を拡大し、得意先の信頼を勝ち取り、2023年の良いスタートを切るために取り組んでいる。

このほど「江蘇省多国籍企業機能的機関」と「高新区品質向上・効果増加モデル企業」に選ばれた卡楽電子(蘇州)有限責任公司（CAREL）は革新的な形式で受注を勝ち取り、複数のチャンネルで対外貿易市場を開拓し、2023年第1四半期に決まった受注量が前年同期比18%増加し、年間対外貿易出荷量が18%増加するという「ダブル18」の目標を定めた。新しい一年に新しい目標に向けて、CAREL　CHINAは引き続き顧客に優れた商品とプランを提供していくとともに、より全面的で行き届いたサービスを提供し、新たな分野を開拓し、新たな発展モデルを模索し、アジア太平洋地域全体の持続的な業績成長をけん引していく。

春節明け、太陽インク（蘇州）有限公司は直ちに生産再開に取り組み、そして、安全で秩序ある生産を確保するために、スタッフ全員に対して安全教育及び安全生産の検査を行った。研究開発の総合能力を高め、自主研究開発の規模を拡大するために、2022年に太陽インクは積極的に投資を増加し、生産を拡大し、6000万人民元を投資して中国地域研究開発センターを建設した。また日本本社のソルダーレジスト（SR）インクの研究開発技術を導入し、蘇州支社を海外唯一の研究開発センターに建設する同時に、生産も拡大した。同社の営業収入と税収は今後数年で大きな成長を遂げ、2023年の売上高は11億元以上になる見込みである。

達格検査設備(蘇州)有限公司は主に半導体とPCBアセンブリーの検査、生産設備の研究開発と生産に関わる会社である。2022年の年間生産高は約6.5億元であった。新年早々、同社は全力で納品に取り組み、各生産ラインはフル稼働している。同社の責任者によると、2023年の第1四半期、同社の受注は昨年同期より15%ほど増加し、第1四半期の売上高は2億元に達する見込みであるという。

達格検査設備(蘇州)有限公司・生産現場の様子

TT Electronics アセンブリー製造サービス(蘇州)有限公司は2022年に年間売上高が13億元を上回って、歴史的な突破を達成した。2023年に同蘇州工場はデジタル現場管理システムを導入し、工業インターネットプラットフォームに依拠し、データの可視化を実現し、製品の生産プロセスをリアルタイムで管理し、生産効率と製品品質を向上させる。2023年に10%の売上増が見込まれている。

HL Klemove電子(蘇州)有限公司はここ数年売上高が着実に増加し、2022年に「蘇州高新区品質向上・効果増加モデル企業」の称号を授かった。また、「蘇州高新区労働関係調和企業」の称号も何度も授与された。2023年に、同社はさらに計画・配置し、研究開発の実力を大いに向上させると同時に、ハイエンドスマート自動車用電子製品及び新エネルギー車用関連製品の生産ラインを新たに設け、産業のエネルギーレベルを絶えずに向上させ、第1四半期の売上高が2.8億元に達する見込みである。

高新区はここ数年、企業向けのサービスレベルを最適化し続け、外資企業との連絡を強化し、外資企業が高新区で地域本部、研究開発センター、販売センターを設立することを積極的に推進し、モデル転換とアップグレードを加速しているため、外資を引きつける磁力が強まり、多くの外資系企業がここに根を下ろし、発展して事業を拡大している。

データによると、現在までに、全区には計1800社以上の外資企業が集積しており、省・市レベルの多国籍企業本部機関が30社近くあり、フォーチュン・グローバル500社企業による投資プロジェクトは60件を超えた。