第8回中国留学帰国者起業コンテスト決勝戦が蘇州高新区で幕を閉じた

1月13日、第8回中国留学帰国者起業コンテストの決勝戦が蘇州高新区で幕を閉じた。全国から20件の優れる留学帰国者起業プロジェクトが同じ舞台で競い合い、最終に「腫瘍治療に用いられるTLR 7/8二選択性アゴニストの開発」が1等賞を取得した。その後に行われた授賞式では「海創中国」蘇高新行動が立ち上げられ、新時代における留学帰国者のハイレベルなイノベーション、質の高い起業を更に推進し、地域の競争力と革新力を強化し、より多くの海外人材が蘇州高新区に入居することを奨励した。

中国留学帰国者起業コンテストは科学技術部、教育部、人力資源と社会保障部、致公党中央、中国科学技術協会の指導のもとで、中国技術創業協会留学人員創業園活動委員会が主催する留学帰国者創業向けの全国的なイベントである。国家と地域の発展戦略に役立つことを方針とし、「コンテストをプラットフォームとし、サービスを核心とする」という理念に従う同コンテストは留学帰国者の起業の活力を引き出し、海外留学者の帰国と成長を支援するための重要なプラットフォームとなっている。

昨年7月、第8回中国留学帰国者起業コンテストは「創新駆動・海創中国」をテーマに、蘇州高新区で盛大にスタートし、蘇州初の国家レベルの留学起業者向けの起業コンテストを全力で作り上げた。当該コンテストは一等賞、二等賞、三等賞、優秀賞を設置し、それぞれ10万元、5万元、1万元、3千元の賞金を授与するほかに、複数のサービス支援を提供し、また10億元の特別基金を設立し、参加したプロジェクトを対象に優先投資を行うこと。その同時に、「中国留学帰国者起業コンテスト江蘇拠点」と「留学帰国者創新創業長江デルタ(江蘇)サービスセンター」が蘇州高新区で発足し、立地機能、産業空間、ビジネス環境などの優位性を積極的に発揮し、コンテストに参加するプロジェクトのために人材、資金、場所に関する政策的ルートを切り開き、プロジェクトの実施までの全ライフサイクルにわたるサービスを提供する。

今回のコンテストに参加した、それに受賞したプロジェクトの多くは次世代情報技術、バイオ医薬と大健康、新エネルギーと環境保護、新材料、ハイエンド装備製造などの戦略的な新興産業分野に集中しており、ハードテック創業を主としていた。

「蘇州に来ればなすところがある」というブランドを輝かせ、新時代における留学帰国者の発展要求に適応する創新創業の生態環境を作るために、蘇州高新区は体制・メカニズムを完備し、より効率的なサービス方法を模索し、最適なサービスエコロジーを作る。また、金融サービスシステムを改善し、金融資本による活発化活動を強化し、留学帰国者の成長のために金融の「慈雨」を注ぎ入れ、企業の質の高い発展に助力する。それにサービスのエネルギーレベルの向上を加速し、人材革新の高地を作り、インフラ整備を絶えずに強化し、人材の多様なニーズを満たし、留学帰国者人材陣を全力で構築し、高新区が留学帰国者の新たな高地を作るたえめに質の高い発展のエンジンを点火する。