国際協力・共有プラットフォームを作り、2022江蘇—フランス経済貿易協力交流会が開催

江蘇省商務庁、蘇州高新区管理委員会、在上海フランス総領事館、中国フランス工商会が共催した「相約高新・2022江蘇—フランス経済貿易協力交流会」が11月24日、蘇州高新区で開催された。江蘇省商務庁副庁長孫津氏、蘇州市副市長唐暁東氏、蘇州高新区党工作委員会副書記、管理委員会主任宋長宝氏、上海駐在のフランス総領事王度氏が交流会に出席し、あいさつをした。高新区指導者虞美華氏、肖建傑氏が同交流会に参加した。100名近くの中国とフランスのゲストと代表が一堂に集まり、協力について話し合い、手を携えて江蘇省及び蘇州高新区とフランスの交流協力が新たな段階に進むよう促進した。

孫津氏は次のように表明した。江蘇省商務庁は地域的法規のレベルで投資管理をさらに規範化し、政府サービスを改善し、外資企業が江蘇省で発展するためにより良い制度的保障を提供する。新たな発展段階で、絶えずに新たな進展を遂げるように双方の伝統的分野における経済貿易交流を共同で推進し、スマート製造、航空宇宙、グリーンエネルギーなどの重点分野における協力の潜在力を積極的に掘り出し、戦略的発展のチャンスを共有する。双方が心を一つにして協力し、手を携えて共に前進し、協力・ウィンウィンの道においてより堅実な歩みを踏み出すことを望んでいる。

王度氏は次のように示した。2024年に中仏国交樹立60周年を迎えるにあたり、在上海フランス総領事館と中国フランス商工会議はフランス系企業が江蘇省での発展を引き続き支援するとともに、江蘇省企業がフランスへ投資することを歓迎する。これから発足する「江蘇—フランス企業家クラブ」がこのために積極的な役割を果たすことを期待している。

唐暁東氏は、蘇州は外国人の投資・興業を支援する政策措置を改善し、土地、エネルギー、物流、人材などの面で要素保障を強化し、フランス系企業の蘇州進出、投資追加・生産拡大を全力で支援し、蘇州が中国ひいてはアジア太平洋市場を開拓するための重要な支点になるよう取り組むと話した。

宋長宝氏は、中国とフランスの経済貿易関係は伝統的な貿易投資から全産業チェーンにわたる協力、共同研究開発・製造、第三者市場の共同開拓という段階に徐々に発展しつつあるといった。これから、蘇州高新区はイノベーションエコロジーシステムの全面的な向上をさらに促進し、イノベーションの優位性を産業実施、経済成長の最も優れる成果に転化させ、フランス系企業により広い発展空間を提供すると語った。

改革開放以来、江蘇省とフランスの経済貿易協力においては注目点が次々と現れ、経済貿易協力関係は日増しに緊密になりつつある。現在、江蘇省には700社近くのフランス系企業プロジェクトが集積しており、その中、蘇州高新区に根を下ろしたBiomerieuxやSchneider-electricなどのフランス企業は、江蘇省の発展に積極的な貢献を寄せた。また、ますます多くの江蘇省の地元企業がフランスへ赴き、市場を開拓する。長年にわたり、蘇州とフランスも良好な交流関係を維持している。

同活動で双方向の投資テーマプロモーションが行われた。虞美華氏は高新区特別プロモーションをし、投資環境を紹介した。在上海フランス総領事館商務投資処はフランスの投資環境プロモーションを行い、参加者に蘇州高新区とフランスの投資環境について深く理解させた。

現場では、江蘇—フランス企業家クラブの発足式が行われた。江蘇省に投資プロジェクトを設立した一部のフランス企業によって設立された江蘇—フランス企業家クラブは、双方の企業間の交流を強化し、企業の双方向投資の発展を促進し、双方の市場主体の現実的なニーズに応えるなどの面で援助を提供し、江蘇省とフランスの経済貿易投資協力をさらに促進する。

「回復、投資、強靭さ:2023年にフランス系企業が江蘇省で直面するチャンスと挑戦」というテーマをめぐり、たくさんの有名なフランス企業の管理者が円卓フォーラムを開催した。彼らは江蘇省及び蘇州のビジネス環境を高く評価し、これまで通りに江蘇省を見据え、蘇州高新区を選択し、互恵・ウィンウィンの中でより大きな発展を実現するよう努力すると表明した。

江蘇省の対外開放の高地として、近年、高新区はフランスとの経済貿易協力が日増しに緊密になっており、Schneider-electricやBiomerieux、Decathlonなどのフランス系企業が高新区に入居し、高新区管理委員会はまもなく代表団を組織してフランスに赴き、交流協力活動を展開する予定。