12月1日から、長江デルタの上海、江蘇、浙江、安徽などの全域範囲内において、初めて住民IDカードを申請する場合の「省横断申請」が全面実施されました。長江デルタ地域に戸籍を持つが、仕事、勉強、生活のために別の場所で住民IDカードを申請する必要がある居住者は、さまざまな場所での往復を避けるために、近くの公安機関の該当受付窓口にて住民IDカード申請が可能です。カードを受け取る方法は、受付窓口または郵送のどちらか1つを選ぶことができます。
長江デルタ地域の居住者はこの前から、住民IDカードを申請する際にすでにIDカードの交換と再発行が可能ですが、初めて住民IDカードを申請する場合は、元の場所に戻らなければならなかったため、両親に付いて別の場所に移動し通学する小中学生の多くにとっていろいろと不便が生じてしまったのです。
10月20日、公安機関の統一した展開に伴い、長江デルタ地域の公安機関が他に先駆けて全国で初めて住民IDカードを申請する場合の「省横断申請」を開始しました。この政策を試験的に実施した都市には、上海市全体や、江蘇省の南京市、蘇州市、塩城市、浙江省の嘉興市、紹興市、台州市、安徽省の合肥市、宿州市、黄山市が含まれます。
公安部の関連展開要件に従って、試験地区の公安機関は十分な技術の準備と調整を経て、市民の個人情報の安全を確保することに基づいて、試験地区にて初めてIDカードを申請する場合の「省横断申請」を開始しました。長江デルタ地域の公安機関は、この政策を打ち出して以来、初めて住民IDカードを申請する場合の「省横断申請」は5,571件受け付けました。
12月1日から、試験地区の経験から学んだことを基に、長江デルタ地域全体で初めて居住者IDカードを申請する場合の「省横断申請」が全面実施されました。今後は、公安機関の指導の下で、我が省は全国で秩序ある方法を用いて、初めて居住者IDカードを申請する場合の「省横断申請」に関する取り組みを進めていきます。