当該プロジェクトは段階的に実施され、江蘇医療機器産業団地のキャリアを生かして富士フィルムイノベーションセンターラボを作るという。初期段階となるラボプロジェクトの資本金は1950万元、投資額は3250万元です。
1995年に高新区に映像機器有限公司を設立した富士フイルムは、蘇州高新区の社会経済開発に貢献しただけでなく、高新区に投資する多くの日本企業を誘発する上で積極的な役割を果たしました。特に近年では、自社技術の優位性を発揮し、多様な変革を行って、予防・診断・治療などの医療健康分野において優れた成果を上げています。今回、蘇州に新しい工場を設立した富士フィルムオーウィンテクノロジーは、細胞培養製品のイノベーション・研究開発・生産に注力する世界有数のハイテク企業です。主な製品は生殖医療用培地と工業化生産用培地がありますが、後者は生物学的製剤やワクチンの工業化大量生産に使用されており、培養培地で世界第4位にランクされています。同社はまた、アメリカ・カリフォルニアや東京、日本、オランダにて粉末培地および液状培地を生産する世界一流のラインを所有しています。