先日、蘇州高新区と通用技術グループ中国自動車工学研究所股份有限公司(以下略称「汎用技術中国自動車研究所」)は「投資協力契約」を締結しました。通用技術中国自動車研究所は、蘇州高新区に中国東部本部を設置し、長江デルタ自動車工学研究所を建設するために、合計約20億元を投資する予定です。
蘇州高新区の工委書記および虎丘區委員会の毛偉書記、同区リーダーのーの張瑛、盧潮、通用技術中国自動車研究所党委員会書記および社長李開国、党委員会副書記および総経理である万鑫銘、党委員会委員である王紅鋼副総経理などが出席しました。
長江デルタ自動車工学研究所は、約20億元の投資金額を計画しており、自動車通信及びソフトウェア品質の国家級検査センター、自動車部品検査拠点、新エネルギー自動車及び充電設備に関するビッグデータ監視プラットフォーム、工業検査業界向けのインダストリアルインターネットプラットフォームなどを構築する予定です。
インテリジェント化、ネットワーク化、電動化、低炭素化という特徴的なサービス機能を確立し、標準的・規範的な制定、業界共通の技術研究、サードパーティによるテスト・研究開発業務を展開し 、長江デルタ地域における新エネルギー自動車、インテリジェントネットワーク自動車、ビッグデータ、ロボット、インテリジェント製造など産業の開発と共通技術を促進させるように、公共サービスプラットフォームを構築していきます。
通用技術中国自動車研究所は、1965年に設立された中国通用技術(グループ)控股有限責任公司に属する認証部門の1つであり、中国の自動車製品開発、試験研究、および品質検査のための公共技術革新プラットフォームです。2012年、上海証券取引所に上場。国立自動車品質監視検査センター(重慶)、国立ガス自動車工学技術研究センター、自動車騒音振動と安全技術の国家主要研究所など30近くの国立科学研究・サービスプラットフォーム、ポスドクのための研究センターを持ち、「国家ハイテク企業」、「イノベーション企業」、「科学改革模範企業」および「国際科学技術協力拠点」として指定を受けています。
式典を行われる前に、毛偉、張瑛、盧潮らは、中国自動車研究所の安全研究所、風洞センター、EMC試験室、インテリジェントネットワーク監視室、および新エネルギー監視プラットフォームを訪問しました。
強固な自動車産業チェーン基盤と充実したビジネス環境を誇る蘇州高新区は、今回の契約により、同区はもちろん、長江デルタでの新エネルギーやスマートネットワーキング自動車、ビッグデータ、ロボット、インテリジェント製造などの産業の高品質な開発が一層促進されます。