写真・蘇州高新区発布(以下同様)
10月25日、イタリアのGVSグループ傘下のGVSテクノロジー(蘇州)有限公司が新工場プロジェクトの着工式を開いた。3億元が投じられたこのプロジェクトは会社の中国区本部になる計画。これからは生産能力を更に向上させ、中国市場でのシェアを広げるという。
着工式に出席した蘇州高新区党工委員・管理委員会副主任の張瑛氏はプロジェクト着工に対し、祝意を表した。同氏によると、蘇州高新区は中国で最も魅力的な開発エリアと外資系企業の投資先の1つで、イタリアをはじめとするヨーロッパ諸国との経済貿易交流・提携を重視している。GVSの新工場は会社の中国区本部になることはエリアの医療機器に係わる産業の発展にポジティブな影響を与えるに違いない。GVSが研究開発とイノベーション創出に更に力を入れ、蘇州と高新区のイタリア企業のモデルになり、より多くのイタリア企業を引き付けることを期待しており、高新区も引き続き外商投資企業に質の高いサービスを提供し、企業の成長を後押しする。
GVSテクノロジー(蘇州)有限公司のLucas Galuppoゼネラルマネージャーがそれに対し、会社は計画通りに投資を拡大し、工場の生産能力を引き上げ、これから5年内に売上高を倍増させ、会社の中国業務の輝かしい成績をあげると語った。
今回の投資者であるGVSグループは、ヘルスケア、ライフサイエンス、自動車、家電製品、セーフティマスク、商業および産業用濾過材の各分野で使用されるフィルターとコンポーネントの世界的なリーディングカンパニーだ。