9月17日、江蘇省委常務委員・蘇州市委書記の許昆林氏は、世界最大の微生物体外診断会社であるビオメリューのアレクサンドル・メリュー代表取締役社長兼CEOとビデオ通話を行い、蘇州市委・市政府を代表して同社を感謝し、蘇州への更なる投資を期待すると表明した。
ビオメリューは2018年、蘇州長光華医生物医薬工程有限公司を買収した。2019年、同社は更に投資してメリュー(蘇州)生物製品有限公司を設立し、世界一流な体外診断製品のアジア太平洋地域生産拠点をつくり、2023年に生産を開始する見込みだ。
ビデオ通話では、許昆林氏がまず蘇州の経済・社会の発展状況を紹介し、双方の協力に信頼と期待の意を表した。同氏によると、蘇州には現在、長江デルタ地域一体化、そして上海・蘇州の共同発展という歴史的なチャンスがある。バイオ医薬産業は蘇州が全力を尽くしている「1号産業」であり、優れた産業生態系が形成しており、そこでビオメリューの蘇州プロジェクトが明るい見通しを持っている。これから、双方は交流と協力を更に深め、ビオメリューの地域統括会社づくりをサポートし、プロジェクトの生産運営を加速させると期待している。
それに対し、アレクサンドル・メリュー社長は、ビオメリューは「中国に、中国のために、中国と一緒に」という発展の理念を貫き、中国での発展や蘇州との協力を重視している。蘇州は優れたビジネス環境と発展の生態系を持っており、会社は蘇州プロジェクトに更に力を入れて、蘇州を土台に中国とアジア太平洋地域の市場で事業を展開していくと述べた。