8月25日(水)、蘇州高新区にて「区内重点輸出型企業発展促進座談会」が行われた。座談会は、当区政府が各企業の経営状況を把握し、それぞれ抱えている課題について意見交換を行うことで、輸出型企業の持続可能な発展を図ることを目的として、区内重点輸出型企業15社の代表を含む30人以上が参加、3時間30分程にわたり政府と参加企業が意見を交わした。
座談会の様子
高新区党工委書記兼虎丘区委書記 毛偉氏
政府側から高新区党工委書記兼虎丘区委書記・毛偉氏が出席し、「起業者の楽園、イノベーターの天国」という街づくりの目標達成に向けて、クライアント目線を意識した課題解決を行い、企業とともに経済成長を遂げていくという挨拶をした。
高新区党工委委員、管理委員会副主任・虞美華が司会を務めた。
統計によると、2021年上半期の区内総生産(GDP)は前年同期比15.7%+増の779億元に達し、前年同期比15.7%+という増加率は市内1位を占めた。
一方で、輸出は好調を続けており、1月から7月までの貿易総額は前年同期比22.9%増の234.6億米ドルを上回り、区内経済を支える役割を果たしている。
座談会では、名碩電腦、佳世達電通(Qisda)、ロジテック(羅技科技)や国巨電子、キングクリーン(莱克電気)、パナソニック半導体、富士フィルムなど区内重点輸出型企業15社の代表が参加し、それぞれの上半期の経営状況を報告し、コロナ対策や雇用調整をめぐる課題について意見交換を行った。
「マクロ環境が依然として良好な状況にあり、高新区の産業基盤が充実しているというメリットを活かし、技術改革やスマート化への投資を増やすとともに、新製品や新技術の導入を推進して、地域の開放型経済の持続的かつ安定的な発展と蘇州高新区の経済全体の発展を後押ししていく」と参加企業一同。
座談会の最後に、蘇州高新区商務局、蘇州高新区総合保税区、蘇州税関駐虎丘区事務所がそれぞれの役割について説明を行った。
出典:「輸出型企業15社対象、政府・企業間交流会開催」(蘇州高新区日本事務所)