蘇州高新区の人々に期待されている蘇州博物館西館から最新情報が来た。3年にわたる建設を経て、現在同館の外部工事が完成し、内装部分もまもなく終了するという。今年10月1日からの大型連休の期間中、一般公開する予定。
写真・蘇州博物館
蘇州博物館西館は蘇州高新区獅子山の山麓に立地し、建築面積は48365㎡、展示面積は13391㎡に達している。同館は2018年3月に着工し、2020年、蘇州市政府より重点的な工事に選出された。「10つの盒」と呼ばれている西館は中国国家博物館改築・拡大工事、ブラジリア国家スポーツセンター、蘇州第二図書館などのプロジェクトを手がけた有名なドイツ系建築事務所、GMPによりデザインされた。GMPは現代デザイン理念に基づき、何回ものデザインを修正し、西館の多元的で包括的な理念と一致する建築・展示スタイルを作り出した。
また、西館の展示内容について、蘇州の歴史、工芸を展示の主体とし、大英博物館とのコラボ展も開幕イベントとして行われる。
新しい博物館のプラットフォームを通して、蘇州博物館は「江南に立ち、世界を見る」という理念を貫き、学術研究や陳列展示、文化・クリエィティブ品デザインなどの分野において、国際一流な博物館をつくっていく。