写真・蘇州高新区発布
6月21日、フォーチュン・グローバル500社のシーメンスと蘇州高新区管理委員会は新しい投資協定を締結し、高新区でシーメンス電気製品の中国区地域統括会社を設立すると発表した。この地域統括会社は業務開拓・製品管理・デジタル化イノベーション創出・研究開発・製造を含む完全なバリューチェーンを構築し、シーメンス電気製品の中国事業を統括し、世界中の20以上の国や地域に製品を輸出するという。
蘇州高新区とシーメンスの関には深い縁がある。1994年、シーメンスの中国法人、蘇州西門子電器有限公司が発足した。この27年間、シーメンスは絶えず高新区の発展に貢献し、目覚しい成果をあげた。協定締結式に出席した蘇州高新区党工委書記の方文浜氏によると、今回のプロジェクトは企業が蘇州高新区を信頼していることを示した。高新区はより良質なサービスを提供し、スマート製造などシーメンスの各種事業展開を支え、特に地域統括会社のために優れた経営環境を作っていく。
それに対し、シーメン電気製品のグローバル総裁であるAndreas Matthé氏は、中国はシーメンスの電気製品業務の発展にとっての重要なエンジンになっており、今回設立した地域統括会社はシーメンスのテクノロジーイノベーションと蘇州高新区の産業優位性の連携であり、電気製品の中国業務の戦略的位置づけを更に強化し、区域の産業チェーンのデジタル化や持続可能な発展を推進すると述べた。
蘇州高新区は長年にわたり、ヨーロッパ、ドイツとの経済・貿易交流を重視し、高新区の区域内には、欧米企業約400社、ドイツ企業約100社があり、軌道交通、自動車部品、医療器械などの分野に携わっているという。