美安康品質検査技術(上海)有限公司
中国(上海)自由貿易試験区初回制度革新において典型的な企業ケースサンプルまとめ——美安康品質検査技術(上海)有限公司
自由貿易試験区のビジネス環境を向上し、自由貿易区が企業にもたらしたボーナスを見せるため、2017年3月に、上海市自由貿易試験区管理委員会が初回の「制度革新十大の典型的な企業サンプル」イベントを行われ、組織委員会が組織推薦や企業自薦の形で、全区の8万社以上の企業に募集し、メディアの発表、企業の申請、実地検証、専門家委員会投票、インターネット投票などの段階で6ヶ月をわたって評価して選考した結果、初回上海自由貿易試験区「制度革新十大の典型的な企業サンプル」や六つの「制度革新サンプル企業」を選出しました。企業の種類が外国企業、国有企業および民間企業をカバーしており、上海自由貿易試験区の制度革新成果が企業をサービスしている同時に、企業が自由貿易区への建設に積極的に関与した反映です。なお、より多くの企業が自由貿易区の革新した制度に関与して利用できるように、我々は『初回中国(上海)自由貿易試験区制度革新十大の典型的な企業サンプル』ケース集を編纂し、読者の皆様に、近頃続々と世に出す予定です。
会社概要
美安康品質検査技術(上海)有限公司(以下、「美安康」という)は2015年7月に設立され、当社は食品安全基準を実行できるグローバル企業であり、米国のAnchor Center for Certification(ACC)会社により中国で独自の代理権授与されました。また、上海自由貿易試験区金橋開発エリアに入居しており、主に食品、食用農産物検査技術の開発、技術情報提供や自社研究開発成果の譲渡を中心として展開していると同時に、食品、食用農産物の検査や認証サービスも提供しています。
政策活用
美安康は上海自由貿易試験区がエリア拡張した後に、区内で設立された外資系認証機構であり、そして上海自由貿易試験区の新政策に恵まれている受益者でもあります。
開放をより拡大し、参入条件を緩めます。従来の外資系認証機構は中国市場に入るには、「融通性のない規定」が必要とされました。それは、特定分野の専任認証審査員10名以上で、国や地域の認証機構の許可を得ており、3年以上の認証活動経験を持っているという条件でした。もしこのような「融通性のない規定」に従うなら、美安康は中国市場に入る資格がないはずだったのですが、2014年、上海自由貿易試験区は開放拡大の二回目の31条の措施を実施して、その中に外商投資輸出入商品認証会社の制限を取り消し、美安康は上海自由貿易試験区金橋開発エリアにスムーズに入居できました。
審査認可を改革し、効率を向上させました。上海自由貿易試験区は国際通用ルールを参照し、外商投資に対して参入前国民待遇に加えネガティブリストの管理モデルを実行することを決定し、ネガティブリスト以外の領域において、内外資一致の管理原則に照らして、外商投資項目は許可制から備案(届出)制に変えることを実行する同時に、関連改革の中にある認証機構許可を後置許可に変え、企業は投資直通車オンラインで認証会社の成立を申請してから認証機構の許可の手続きをすることが可能になり、認証機構の設立期間を大幅に縮減することができました。美安康はまさしくこの政策の受益者であり、外商投資輸出入商品認証会社の設立はネガティブリスト管理外のため、当社がわずか半月で営業許可証を手に入れました。これは美安康にとって中国市場の業務拡大にも役立つし、中国食品検査認証領域のレベルの向上にもメリットがあります。
ケースコメント
上海自由貿易試験区がエリア拡張した後に最初の備案して設立した外資認証機構として、美安康の設立は外資がある専門的な領域に入りにくいという難問を効果的に変えました。これもまた上海自由貿易試験区における政策革新、サービス業のより開放、行政許認可改革の典型的なケースでもあります。