浦東新区外資系企業260社 第7回輸入博に登場
第7回中国国際博覧会がこのほど開幕した。今回の輸入博に出展するフォーチュングローバル500企業と業界のリーディングカンパニーは297社に達し、過去最高を記録した。そのうち、186の企業と機構が7年連続で参加する「皆勤」となった。
(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)
今年、浦東地区に投資した多国籍企業260社が出展し、そのうち123社が浦東地区に多国籍企業地域本部、または運営本部を設立した。
浦東地区に根を張って100年以上の歴史を誇る果物・野菜などの生産・販売に携わるドールは今年で7回連続で輸入博に参加してきた。このため、中国の消費者によく知られ、数百社の企業と提携を結んだ。今年、ドールはマレーシア産の猫山王ドリアン、南アフリカのアボカドなど86種類の展示品を出しており、良質な輸入果物・野菜の中国市場への参入を促進する。「皆勤」企業イケアは「初披露」の範囲を拡大し、新製品、新サービス、新実践を持って輸入博に登場した。
第7回輸入博の企業ビジネス展では引き続き、食品・農産物、自動車、技術・装備、消費財、医療機器・医薬ヘルスケア、サービス貿易といった6つの展示エリアとイノベーション・インキュベーション特別エリアが設置された。展示エリアの分布を見ると、浦東地区に携わる外資系企業は技術・装備、医療機器・医薬ヘルスケア、自動車など5つの展示エリアで展示面積の3分の2以上を占めている。
これらの展示エリアを回ると、シュナイダーエレクトリック、ロックウェル・オートメーション、ソニー、ハネウェル、デュポン、GM、ロシュ、バイエル、グラクソ・スミスクラインなどの企業の目立つロゴを目の当たりにして、まるで馴染み深い「古い友人の顔」のようである。
「古い友人」もいれば、初めて出展する「新しい友人」もいる。今年、日本ペイントは初めて出展企業として輸入博に参加し、技術・装備展示エリアの新素材特別エリアで世界初発表、輸入博初披露の製品を多数展示している。
浦東新区は中国のハイレベルな対外開放の窓口であり、ハイレベルな開放の制度環境を整えており、今や先導区、自由貿易区、浦東総合改革試験区という3つの国家レベルの戦略のプラットフォームの機能を果たしてハイレベルな改革開放を促進している。
現在、浦東地区には42の国際経済機関、346のフォーチュン・グローバル500企業、468の多国籍企業の地域本部が集積している。世界中の投資家が浦東に集まり、浦東の質の高い経済発展を促進するために活力を注入し続けている。