「ピラミッドの頂:古代エジプト文明展」の展示品が上海に到着
今月に開催される「ピラミッドの頂:古代エジプト文明展」の展示品はこのほど上海博物館に到着した。
入国した展示品を検査する上海税関のスタッフ。(写真撮影・丁寧)
今年5月、エジプト観光考古省考古最高評議会と上海博物館は、今年7月上海で「ピラミッドの頂:古代エジプト文明展」を共催することを発表した。同展で492組780点以上の古代エジプト文明の各時代の貴重な文化財が展示され、そのうち95%以上は初めてアジアで公開され、観客に古代エジプト文明の姿と最新の考古学的発見を広く公開し、中国とエジプトの文明の相互理解を促進する。エジプト観光考古省考古最高評議会の関係責任者によると、これはここ20年エジプトが世界範囲で開催する最も規模が大きい海外展覧会であるという。
この世界レベルの展覧会は中国の観客に素晴らしい文化財を展示し、展示品の数も体積も膨大なため、すべての展示品はチャーター便でカイロ-上海特別航路から中国に輸送されることになったと上海博物館の褚暁波館長は紹介した。上海税関にとると、このほど、展示品を搭載するチャーター機が上海浦東国際空港に到着した。上海税関は展示品の迅速通関を保障するため、利便化通関ルートを設置した。展示品が当日に上海博物館に輸送されたという。