第39回上海之春国際音楽祭開催へ、13回公演が浦東で
第39回上海之春国際音楽祭は3月22日から4月14日まで開催される予定。中国で最も歴史の長い音楽祭、上海文化を物語る「ゴールド名刺」である上海之春国際音楽祭は、新中国の音楽の60年以上の深い歴史を背負っているだけではなく、上海の音楽、舞踊芸術事業が盛んに発展することを生き生きと写し、国内外の文芸界の交流、参考、切磋琢磨する重要なプラットフォームである。
今回の音楽祭で、青年人材育成、国際文化交流、優秀プロジェクトのデモンストレーションなど一連の活動が期待できる。具体的には、テーマリード、国際交流、新人新作、有名なアーティスト・グループ、文芸恵民(文芸で市民に恩恵をもたらす)など面で心を込めた企画が行われ、音楽公演57回、舞踊公演9回を含む66台の主体公演が行われる予定。また、2つのフェスティバル、3つの公募活動、5つの教育成果の展示及び多彩な展示活動を含む10の特別テーマ活動が行われる予定。そのうち、浦東では13回の音楽公演と1つのフェスティバルが開催されるという。
今回の音楽祭は国際化のレベルをさらに高め、「上海之春」をより国際的な影響力と評判の高い海外へ文化の展示するプラットフォームにすることに力を入れており、国境を越えた芸術交流の優位性を十分に発揮し、中国の物語を語り、上海の素晴らしさをアピールし、国内外文化の交流を促進するために積極的に貢献する。音楽祭期間中にドイツ、オーストリア、イタリア、フランス、ロシア、アメリカ、日本など10数カ国からのチームによる20回以上の国際公演が上海で行われ、公演総数の30%以上を占めている。また、中国とフランスの国交樹立60周年にあたり、今回の音楽祭は上海市対外文化交流協会、在上海フランス総領事館と協力して「中国-フランス音楽交流デモンストレーションシーズン」というフェスティバルを開催する予定。
同音楽祭は全国の優れる番組を発表・展示するためのプラットフォームの構築に力を入れており、全国の傑出した芸術家や芸術団体を招く。そして今回は江蘇省無錫市と浙江省台州市を招いて長江デルタ「錦繡江南」双方向連動シリーズイベントを共同で開催し、三つの地域にまたがる4回の特色あるすばらしい公演を通じて「長江デルタ一体化」の文化ブランドをさらに輝かせ、地域連動を強化し、音楽祭の波及効果と影響力を絶えずに高めていく。今回の音楽祭はまた、豊富な経験をもつ芸術家の芸術道徳を発揚し、上海の都市温度を示す公演を開催する。