国際消費センター特別プロモーションを開催 浦東は世界企業を招きチャンスを共有
3月5日から7日まで、世界ダイヤモンド取引所連合会の2024年次グローバル総裁会議は浦東で開催された。世界ダイヤモンド業界のリーダーが一堂に会するこの機会を活かし、浦東新区は3月5日に、「潮湧浦江 浦東国際消費者センター特別プロモーション」を開き、世界からの投資家に浦東のチャンスを共有してもらった。区委員会常務委員、常務副区長楊朝氏は同イベントに出席し、あいさつをした。
1947年に設立された世界ダイヤモンド取引所連合会は国際ダイヤモンド貿易を積極的に促進し、毎年世界の主要なダイヤモンド取引所、重要なダイヤモンド企業及び専門機関の責任者、業界の専門家などが参加する執行委員会、総裁サミット、アジアサミットなどの内部会議を開催している。
関係者によると、今回はベルギー、イスラエル、米国などの世界の主要なダイヤモンド取引所の責任者、インド、中東、アフリカなどの主要地域のダイヤモンド業界の代表などを含む40人余りの世界各国と地域からのダイヤモンド業界のリーダーが参加し、業界内で共通の関心を持つ重要な議題について深く話し合い、力を合わせてさまざまな挑戦に対応し、業界の持続可能な発展を促進するという。
プロモーションでは、上海ダイヤモンド取引所とベルギーダイヤモンド取引所連合会が「シルクロード電子商取引」協力先行区の建設に向けた戦略的提携に調印した。世界ダイヤモンド取引所連合会の主席、副会長、事務総長など5人が、浦東国際消費センターのグローバル宣伝大使に選ばれた。
浦東には良好なダイヤモンドジュエリーの取引環境が整っている。浦東に位置する上海ダイヤモンド取引所は、中国国務院許可を得て設立された国家レベルの要素市場で、中国唯一のダイヤモンド輸出入取引プラットフォームである。20年余りの発展を経て、上海ダイヤモンド取引所は世界ダイヤモンド委員会に認定された世界5大ダイヤモンド取引センターの一つになった。また、上海国際ジュエリー・アクセサリー展覧会が毎年浦東で開催されている。浦東にある中国(上海)宝石取引センターは国家レベルの宝石プラットフォームである。
浦東は国家戦略の拠点であり、中国国内最大の輸入消費集散地でもある。今年、浦東は消費センターのグロバール企業誘致とプロモーションを強化し、中国国際小売革新大会、世界ダイヤモンド連合会年次総会、上海ファッションウィークなどの国際会議やイベントを活用して消費センターのプロモーションを行い、企業誘致を進めるとともに、海外訪問を通じて消費センターPR会議を開催し、浦東の国際消費センター建設の品質と活力をアピールする予定。