「第12回上海美術大展」が開催 過去最大規模を記録した553点作品が展示
12月26日、上海市文学芸術界連合会、上海市美術家協会、中華芸術宮が共同主催する「第12回上海美術大展」が中華芸術宮(上海美術館)で開幕した。二年に一度開催される上海美術大展は上海地域で影響が最も広く、規模が最も大きく、最も権威のある総合美術展である。今回の美術展には入選作品、特別招待アーティストと審査委員の作品など553点が展示され、これまでで最大の規模となった。
第12回上海美術大展は第14回全国美術作品展の各展示エリアの作品募集規則に基づき、2342点の作品を募集した。初歩審査、2次審査、最終審査の3回審査を経て、展示作品を517点選出した。上海地域で「白玉蘭美術賞」を受賞した中国画と油絵作品は、第14回全国美術作品展に提出されることになる。
また、今回の美術展に全市の美術機関の専門画家、美術学校の教師と学生が積極的に応募し、大勢の「文芸両新(新文芸組織と新文芸グループ)」の美術関係者も積極的に応募した。
注目に値するのは、来年、第14回全国美術作品展の油絵と実験芸術、デジタル芸術とアニメーションなどの展示エリアが上海に設置され、中華芸術宮(上海美術館)によって「ワンストップ」で開催されること。これは全国美術作品展油絵展示エリアが25年ぶりに再び上海に実施されるものとなる。また、実験芸術、デジタル芸術、アニメーションという時代の特徴が最も鮮明で、芸術と科学技術最も緊密に結びつく美術作品の展示エリアが初めて全国美術作品展に登場し、上海市の美術創作の全国上位の維持、上海の都市イメージと文化・文化科学技術のソフトパワーの展示を促進することにおいて重要な意味を持つ。
本展は来年2月25日まで開かれる。