林峰国際象棋図書館は陸家嘴に
国際チェスの日となる7月20日、林峰国際象棋図書館は陸家嘴街道活力102空間において公開された。マスターの名前にちなむ中国初のチェスをテーマとする専門図書館として、林峰国際象棋図書館は去年開催された東南アジア青少年国際チェスチャンピオンシップに継ぐ、陸家嘴におけるチェスの発展のもう一つの代表となっている。
開館式の現場 写真・Chinanews.com
林峰氏は62年にわたってチェスをさし続け、長年の間で中国チェス隊のリーダーとコーチや中国棋院国際象棋部主任、中国国際象棋協会裁判委員会秘書長などの職務に務めた。また、チェスの専門作家と翻訳家として、同氏が翻訳したチェスに関する著作は123冊まで出版された。林峰氏は今回林峰国際象棋図書館の名誉館長に任命され、同館が貴重な本、手稿、写真、棋具などを寄付したという。
林峰氏 写真・Chinanews.com
開館準備を整えるための4か月間で、全国のチェスマスターは千以上の本と棋具を寄付したおかげで、林峰国際象棋図書館は開館日まで、2014冊の借本、1090冊の蔵本と56か国から集めた様々な棋具を擁し、マインドスポーツ分野における専門図書館となっている。
館内の様子 写真・Chinanews.com
開館式が終わった後、2019年陸家嘴チェスフォーラムの「『百歳の愛国棋王』謝侠遜氏と陸家嘴」が開催され、20人余りのチェス界の要人はチェスマスターの謝侠遜氏と陸家嘴の関係について話し合った。陸家嘴は近年、このようにチェスに対する人々の関心と興味を育ててきた。今後、「陸家嘴杯」シリーズチェス大会も開催される予定という。