国家会議・展示センター(上海)
2018年11月5日、待望の第1回中国国際輸入博覧会が開催されることになります。
世界から注目を集めているこの博覧会についていくつかの基本情報をお届けします。
中国国際輸入博覧会について
中国国際輸入博覧会の開催は、中国政府が打ち出した水準の高い対外開放の一環です。現在、中国の経済は急速な成長段階から高品質の発展へ進み、高い品質や特色のある商品やサービスへの需要が旺盛です。中国国際輸入博覧会は国際的な貿易協力のプラットフォームの構築を目指しています。
1.開催日と場所
会期:2018年11月5日(月)~10日(土)
場所: 上海市青浦区崧沢大道333番 国家会議・展示センター(上海)
2.主催者と協力組織、運営者
中国国際輸入博覧会は中華人民共和国商務部と上海市人民政府が共催し、WTO、国連貿易開発会議、国連工業開発機関などの国際組織が協力し、中国国際輸入博覧局、国家会議・展示センター(上海)が運営するものです。
3.中国国際輸入博覧会の規模はどのぐらいですか。
第1回中国国際輸入博覧会の総面積は24万㎡を超え、国家貿易投資総合展(3万㎡)と企業商業展(21万㎡)からなっています。会期中、第1回「虹橋国際貿易フォーラム」も開催され、そのフォーラムでは、需給ビジネスマッチングミーティング、業界シンポジウム、製品発表会など一連の専門的なイベントが行われます。中国を含む約100ヶ国と地域の会社の参加が期待できます。
4.国家貿易投資総合展について
国家貿易投資総合展の面積は約3万㎡であり、関連する国家と地域が招待されています。貿易、貨物、貿易サービス、産業の状況、観光への投資、各国の特色ある製品投資など貿易・投資分野の関連情報が展示されます。そのほか、第1回中国国際輸入博覧会の期間、中国政府は参加の各国に向けて無料で展覧場所を提供し、発展途上国、特に後発発展途上国に必要な援助とサポートを提供します。
5.企業商業展について
企業商業展は貿易貨物と貿易サービスに分かれます。貿易貨物展はおよそ18万㎡で、知能ハイエンド装備、消耗電化製品と家電、ウェアー・アクセサリーと日用消費財、自動車、食品と農産物、医療器械と医薬保健といった6つのコーナーが設けられます。貿易サービスの展示エリアはおよそ3万㎡で、新技術、サービスアウトソーシング、アイデア設計、文化教育、観光サービスといった5つのコーナーが開設されます。
6.展示館について
国家会議・展示センター(上海)は上海虹橋のビジネス区の中心に位置し、虹橋の交通の中心地からは直線距離で1.5キロメートルほどです。道路、地下鉄、虹橋高速鉄道駅、虹橋空港など利用できます。国家会議・展示センター(上海)の総建築面積はおよそ150万㎡、現在のところ、世界でも面積が最大の会議・展示会用の建物です。展示館、商業センター、オフィスビル、ホテルが備わっています。中で50万㎡に及ぶ展示エリアがあり、それは40万㎡の室内ホールと10万㎡の屋外展示場です。各ホールの周辺には大きな会議スペースも設置されています。