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【金融にフォーカス】上海自貿区は金融サービス業の対外開放を拡大へ

作者 杜暁駿 上海浦東 2018-06-25

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上海国際金融センター

このほど、上海自貿区の金融サービス業の対外開放をさらに拡大するための25条の重大措置が打ち出されて、上海国際金融センターと上海自貿区建設の連動式発展を推し進めようとしている。

この25条の措置で特に目立つのは外資系金融機構を誘致するということ。具体的に上海自貿区銀行業務の範囲と、証券業と保険業の対外開放度を拡大し、海外の中央銀行と国際金融組織が上海自貿区に駐在員事務所と支所を設立することを支援するということである。

また外資系持ち株の人身保険会社、外資系保険会社、再保険機構、保険代理、保険見積もり会社を設立するということもその一連の措置の重要な部分となっている。

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そのほか、同措置案は外国投資者が上海の証券市場へ参入することを奨励・支援し、海外創新型企業が上海で中国預託証券(CDR)を発行することを促進する。年内で「滬港通」(上海・香港両市場の株式取引の相互乗り入れ)の実現を目指している。そのうえ、原油先物と「滬港通」、中国大陸部と香港の「債券通」、上海自由貿易区金国際ボードを革新させ続け、上海自貿区のグローバル金融資源の配置の効率を向上させるということも明らかになっている。


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