ANCAグループが上海自貿区にアジア・太平洋地区本部を設置
上海自貿区の外高橋国際知能製造サービス産業パークに位置する昂科机床(上海)有限公司
オーストラリア最大の工作機械メーカーであるANCAグループ(Australian Numerical Controls and Automation)は、このほど、このアジア・太平洋地区本部である昂科机床(上海)有限公司を、上海自貿区の外高橋国際知能製造サービス産業パークに入居させた。
外高橋国際知能製造サービス産業パークに位置する昂科机床(上海)有限公司は3階建てで、建築面積は2800平方メートル近くに達し、増築された展示ホールではANCAグループの最新製品はインタネット技術を利用して、展示されることになる。
今後、昂科机床(上海)有限公司は、外高橋国際知能製造サービス産業パークのプラットフォームを通して、アジア・太平洋地区に向け、設備の展示、実演、セール、トレーニング・研修及びアフターサービスを提供する。
この産業パークにある企業のなか、95%以上が外資系企業で、同パークは中国で輸入工作機械メーカーの密度がもっとも高いパークとなっている。
ANCAグループは1974年にオーストラリアのメルボルンに設立された。その製品は精密切削具の製造業、医療器械製造業、自動車製造業、航空製造業及び電子製造業で幅広く応用されている。