上海自貿区、世界向け修理業務を行い
上海自貿区成立以来、グローバル修理産業は著しく発展してきた。
Orbotech会社、上海自貿区に世界向け修理業務を行う支社を設立し、その業務範囲はコンピューター、回路板、モーター、カメラと電源にわたり、国内の予備部品ばかりではなく、海外からの部品をも修理している。
同会社によると、今後も引き続き修理産業の発展推進に力を入れ、グローバル修理センターを立ち上げ、さらに、その生産額を2019年末までに1000万ドルに到達させるという目標を掲げている。
また、上海自貿区の発表した情報によると、現在、自貿区に位置する企業の部品の修理周期は以前に比べ、半分に短縮されたほか、修理コストも大幅に下がっていることが分かった。
例えば、自貿区で初めて試験的に修理業務を行っていたAlcatel・Lucent会社は、修理にかかる時間は従来の60数日から、20日内に短縮。それによって設立した外高橋保税修理センターは、社内だけではなく、アジア・太平洋地域の10以上の会社に向けて、製品修理のサービスを提供している。
現在、上海自貿区で修理業務の資格を持つ企業は6社に上がり、通信、ネットワーク、自動車の電子部品、半導体、工業設備、航空設備など広い範囲で修理業務を行っている。