撮影:朴峰
世界最大のB型LNG燃料タンクを登載した中国製コンテナ船「マリアクリスティーナ号」が10月25日に、大連港コンテナ埠頭で荷役作業を完成した後、15号バースを離れた。大連港は同船が引き渡されてから停泊した初となる港であり、同船のような大型コンテナ船の荷役作業も初めてである。
調べによると、同船は大連造船所が請け負うMSC向けの8隻のLNG二元燃料1万6000TEUコンテナ船の1隻目で、全長約366メートル、型幅51メートル、型深さ30.2メートル。10月21日、遼寧省大連市で交付された。同船は「安全、経済、環境保全」の新しい設計理念を採用し、世界最新の環境保全排出基準に適合している。また、同船はB型LNG燃料タンクを搭載し、その容量は1万3000立方メートル、重さは1200トンで、世界最大のB型LNGタンクとなっている。
今後、大連港は新エネルギー設備応用及びバース陸電設備のリニューアルを持続的に推進し、港航企業と手を携えて共に歩んで、エコ発展に原動力を添え、遼港集団が「世界一流の港を構築する」ために力を捧げていく。