最近、投資総額3億元のオムロン(大連)有限公司の新産業拠点プロジェクトは金普新区で正式に稼働開始した。同プロジェクトはオムロンが大連における発展の新たな一里塚となり、現地のバイオ医薬産業の発展に新たな原動力を注いでいく。
撮影:李春一
オムロン(大連)有限公司はオムロングループが中国で投資した初の完全子会社であり、電子血圧計、電子体温計、吸入器、低周波治療器などの医療用健康機器を主に研究開発・生産・販売し、2022年会社の輸出入総額が1.89億ドルとなった。中国製造2025の発展チャンスを掴み、同業界のデジタル化とスマート化というモデル転換を実現するために、オムロンは生産・研究開発・販売を一体化させるプロセスを加速しつつ、3億元を投資して新産業拠点プロジェクトを建設した。新工場は「機械を主とし、人力を補助とする」というスマート生産プロセスを全面的に応用し、少ない人で高い効率を実現した。また、新工場は新興技術を活用して全工程の可視化を実現し、工場の設備が「話す」ことも「考える」こともできるようにし、投入産出策略をより精確的に立て、生産量と在庫を動的に調整し、消費者のニーズを満たす。