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大連港が西地中海航路が開通

ALMS
May 29, 2023

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撮影:朴峰

最近、地中海海運(msc)傘下の地中海西岸航路(Dragon Service)の「地中海ケイティ(MSC KATIE)」船が金普新区に位置する遼港集団大連コンテナ埠頭から出発し、初航行を成功裡に完了した。同航路は遼港集団が2023年に開設した初となる遠洋コンテナ航路であり、大連港と西地中海をダイレクトで結ぶという空白を埋め、大連口岸からヨーロッパ地中海地域までの直行線路の優位性を更に向上させ、世界海運ネットワークを開拓し、航路ハブ能力を強化、東北国際海運センター、東北アジア国際物流センター、東北海陸大通路の建設に有力な支えを提供してきた。

今回開設された新航路は11隻の14,000TEUコンテナ船を備えている。大連港は中国北方の唯一の寄航港として、「21世紀海上シルクロード」に沿ってイスラエル、サウジアラビアなどの国を経て、イタリアのジョイアタウロ、ラスペツィア、ジェノバ及びフランスのフォス、スペインのバルセロナなどのヨーロッパの主要港と結び、イタリアのティレニア地域とフランス南部にダイレクトで海上輸送サービスを提供している。新航路は柔軟で効率的な中継輸送を通じて、東北地区の奥地企業の化工製品、機電設備などの貨物をダイレクトで目的地に到着する市場ニーズを満たした。新航路の開通した後、コンテナ貨物は大連から西地中海までの積み替え必要がなく、大連からイタリアまでの輸送時間が40日間に短縮され、顧客のコストを有効的に低下させる。

現在まで、大連口岸は105のコンテナ航路を持ち、対外貿易コンテナ航路が92となり、世界160カ国・地域の300余りの港をカバーし、日本、韓国、東南アジア、ヨーロッパ、北米などを含む対外貿易航路ネットワークが形成され、RCEP加盟国の全面的なカバーを実現し、東北地区の奥地が世界主要貿易エリアに向ける海運ルートを開通した。

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撮影:朴峰