金普新区は大連市対外開放の最前線と新興産業の集積区であり、企業誘致の核心区でもある。現在、70ヵ国と地域から5000社の外資企業が進出され、世界トップ500位企業から70件のプロジェクトを投資している。ローカル企業は累計で30000社、登録資本金は1500億人民元。石油化工、装備製造と電子情報の千億元級産業クラスター及び、自動車部品、バイオ製薬などの百億元級産業クラスタ一ができている。同時に、戦略新興産業、現代サービス業もハイスビードで発展している。
石油化工産業
金普新区の石油化工産業は二つのェリアに集中している。一つは大孤山半島で、代表企業は西太平洋石化、逸盛大化があり、新区が産業転換とグレードアップに取り組んでいる千億元級産業クラスターの核心区である。もう一つは普湾経済区に位置する松本島化工園区で、中触媒と理工斎旺達などの有名企業が集まっている。
大連西太平洋石油化工有限公司
国務院の批准を受けて、中国とフランス両国の共同出資で1990年に設立され、中国初の大手石油化工類合弁会社である。投資総額は10. 13億ドル、1997年に稼動し年間の原油加工能力は1000万トン。
中触媒集团有限公司
国家工商総局で登録された綜合型企業グループで、コア触媒、化学セットパッケージ、精錬専用化学品を研究生産しているハイテク企業である。
装備製造産業
金普新区は装備製造産業の集積区と戦略新興産業発展核心区になりつつ、国家工業情報部から「国家新型工業化産業业模範基地」を授与きれた。金普新区はスマートマシン製造業の発展を全力に推進し、スマートマシン産業園区が着工して建設を開始している。既にバイレベルNC工作機と自動化制御システムをメイン産業とするスマートマシン製造産業が形成され、大連机床集団、光洋科技、山崎マザック、グロープ机床はその代表企業である。
山崎マザック工作機(遼寧)有限公司
山崎マザッタ(中国)有限公司が投資して、2011年7月に設立された。投資総額は1.4億ドル、登録資本金は4800万ドル。ハイエンドのNC工作機械、フレキシプルワイヤー、レーザー精密加工設備及びその部品の研究開発と生産を行っている。
グローブ机床(大連)有限公司
世界でも有名なハイエンド工作機生産企業グロープグループより投資建設して、投資総額は2.34億ドル、ハイスピードでかつ高精度の五軸連動マシニングセンターを設計生産し、グロープグループの世界四番目生産基地である。
電子情報産業
金普新区の電子情報産業は輸出向けであり、産業規模が大連市全体の60%、遼率省全体の1/3を占めている。現在、電子情報企業は471社,生産高1億元超えた企業は45社。インテルの入居は新区乃至大連市が世界有名の集積回路産業基地に導いている。
インテル半導体(大連)有限公司アメリカのインテル社は1968年に設立され、世界最大のパーソナルコンピューター部品とCPU生産メーカーである。インテル大連社は一期工事の投資総額が25億米ドル、半導体チップを生産する。二期工事の投資総額は55億ドルで、ノンボラタイルメモリインベストメントを生産し、現在中国単体投資額最大の外資プロジェクトとなった。
キヤノン大連事務機有限公司
1989年9月に日本キヤノン株式会社が投資、設立した独資企業で、投資総額は39435万米ドル,登録資本金は13342万米ドル。事務機専用のカートリッジ、レーザープリンター、インクジェットファックス機などの製品を生産している。大連キヤノンは金型部品加工からカートリッジまでの一体化生産システムが形成され、既にキヤノンのグローバルカートリッジ再生基地となった。
自動車と部品産業
金普新区には完成車メーカーは5社、部
品生産企業は120社以上ある。自動車産業は既に成長率の最高産業になっでいる。技術研究開発、生産と販売など全での分野で完成車製造の規模とランクを向上させている。全産業チェーンが整っている発展態勢になり、中国自動車工業協会が認定された全国12ヵ所の「中国自動車部品生産基地」の中で、金普新区の自動車産業は製品種類、品質が一位。生産規模が2位とランキングしている。
ドイツフォルクスワーゲングループ
2005年に、中国の一汽グループとドイツのフォルクスワーゲンが3.8億米ドルを共同出資で設立した企業であり、自動車エンジンを生産している。2007年3月に稼動して、2015年の生産量は54.6万台に達成。大連華晨専用車基地
投資総額は20億ドルで、敷地面積は5,89km。一期工事の建設面積は66.8万平米で、主に空港シャトルパス、消防車、清掃トラック、バスなどを生産している。将来、「研究開発、設計、物流、部品生産、販売、自動車金融と生産」などの機能を整っている国際化自動車産業園区を建設する。
バイオ製薬産業
大連に各種垣のバイオ産業企業は300社、医薬工業企業は140社あり、そのうち90%以上は金普新区に集中している。現在、金普新区に規模以上のバイオ製薬企業が50社あり、年間売上1億元超えの企案は約10社、ファイザー製薬、オムロン、珍典グループをリードとするバイオ製薬産業クラスターができ、遂寧省の三大バイオ製薬産業基地の一つとなった。
ファイザー製薬(大連)有限公司
1989年に設立され、投資総額は6040万米ドル、最も早めに進出した外資企業の一つである。主に感染症、鎮痛·抗炎症系、中枢神経系、、泌尿器系、内分泌系、循環器系などの薬剤を生産している。2015年の党上高は125億人民元、納税総額は17.4億人民元で、金普新区の納税大手企業である。
大連珍奥グループ有限公司
1996年に設立され、投資総額は21.6億人民元。バイオ技術、遺伝子技術の研究開発、バイオ製薬と栄養機能製品の生産を行っている。珍奥グループは中国最大の核酸産業化基地を持ち、年間売上高は150億元
新興産業
越境ビジネス、金融及び類金融などの新興産業は金普新区の発展に新たな活力を注いでいる。越境電子ビジネス綜合試験区は集積効果が表われている。遼寧省は自由貿易区としで認定され、主要企画面積は殆ど金普新区にある。
越境ビジネス
大連市は国家越境ビジネス試験区として批准され、金普新区のDDポートと保税港区は大連(中国)越境ビジネス試験区の核心区に指定され、中国東北地区における唯一の国家級越境ビジネス試験区となり、良好な発展勢いを呈している。遼寧省と大連市政府の批准を受けて、「大連金普新区越境ビジネス綜合試験区及び経済貿易合作区」が設立され、現在まで020企業は20社、登録済み企業は600社。
自由貿易試験区
2016年9月に遼寧省は中国第三陣の自由貿易区として批准された。申請面積は117.45km、企画面積は主に金普新区に集中している。自由貿易試験区の認定は金普新区の開放発展に新たなチャンスをもたらしている。