7月1日、広東・香港・マカオグレーターベイエリア国家科学技術ナノイノベーション基地の開園式並びナノ産業連盟発足式が広州ハイテク産業開発区で開催された。
同園区は広州人工知能とデジタル経済試験区(魚珠片区)に位置し、総建築面積は46万㎡に達し、ナノ科学技術研究開発核心区、中試インキュベーション区、生活共同区という3つの機能エリアから構成される。ここは、広東省国家ナノ科学技術イノベーション研究院の本部研究開発基地となり、ナノ技術の研究・開発・インキュベーション機能を担います。将来、2000人以上のナノ科学研究エンジニアを集め、強いナノ産業研究・開発・インキュベーション能力を形成させる予定である。
△広東・香港・マカオビッグベイエリア国家ナノ科学技術イノベーション基地
イベント現場では、広東・香港・マカオグレーターベイエリアナノ産業チェーンの約50社の大手・中小企業と科学研究院が共同で、広東・香港・マカオグレーターベイエリアナノ産業イノベーション連盟を発足した。
同連盟は広東・香港・マカオグレーターベイエリア電子情報・バイオ医薬・科学機器などの納米科学技術分野でのリーディング企業が発起した。広納発展、TCL商用、方邦電子、立景創新、鹿山新材料などの大手企業が含まれている。
ナノ産業重要プロジェクトの導入を促進するため、広州ハイテク産業開発区はプロジェクトの設立・着工に「グリーンチャンネル」を構築した。また、中国初のナノ産業専門政策を実行し、グレーターベイエリアナノ産業投資資金を設立した。
△中国ナノバレーのイメージ図