企業サービスに取り組む蘇州高新区

このほど、蘇州高新区企業サービスセンター（以下は「サービスセンター」と略称）は「産学研」をテーマに、江蘇省生産力促進センターと連携して地域内の企業と座談会を行い、企業の発展需要を把握し、企業と政府、機関をつなぐ架け橋を作った。

座談会では、ある企業から「当社に適し、当社の製品にエネルギーを与えられる支援策をシステム的に理解したいです。また、大学や研究所と連携し、関連製品をできるだけ早く産業化した発展を実現しようと考えています」という声が寄せられた。この前、同社は第三者サービス機関を通して支援策を断片的に理解し、システム的な理解が不足であったため、各種類の、各レベルの政策申告通知をまとめて発表し、政策申告についての相談サービスを提供するプラットフォームか窓口が必要である。

こういうニーズに対して、サービスセンターは同センターの機能、ホットライン、WECHAT公式アカウント、受付窓口などをいち早く紹介した。また、同企業の担当者がサービスセンターの指導で高新区企業総合サービスプラットフォームに登録し、同社に適した関連政策の説明、解読、プロジェクト指導などの政策サービスを受けるようになった。

高新区企業総合サービスプラットフォーム

紹介によると、高新区企業総合サービスプラットフォームは昨年末に打ち出された全地域をカバーする企業関連サービスの「総アクセスウインドウ」。このプラットフォームは、国、江蘇省、蘇州市、高新区の各レベルの政策約2100条と申告通知約1200件をまとめ、政策分解製品、政策図解などで企業が政策を理解し、把握することを支援し、企業により正確で、カスタマイズ化の、スマートな政策プロモーションと教育サービスを提供する。企業はこの総合サービスプラットフォームにログインすると、各種類の企業支援政策にアクセルすることができる。また、政策マッチング機能を通じて自社の発展状況に正確にマッチングする支援策をすばやく見つけることができる。

企業総合サービスプラットフォームは政策、イベント、サービス、要望、情報などのモジュールを開設した。政策集合、申告入口、サービススーパー、キャリア資源、要望、獅山人材サービス、イベント情報などの機能が整っている。

今後、同総合サービスプラットフォームは、企業支援策の申告から受理、審査、資金支出までの全プロセスサービスを実現し、企業に政策図解、支援条項、政策指導、企業育成活動などのサービス情報をより正確にマッチングし、そして送信する。

高新区企業サービスセンター

2020年10月に、高新区企業サービスセンターが設立され、江蘇省初の「審査＋サービス+育成」の全ライフサイクルサービスシステムを作り上げた。同サービスセンターは元の中小企業サービスセンターと科学技術企業サービスセンターの窓口機能を統合し、高新区政務サービスセンターと同じ、高新区行政審査許可局に属しており、高新区企業サービス会社が効率的にサービスを展開するように指導する。

当該サービスセンターはたくさんの機能を整えている。現在、高新区ハイレベル人材サービスセンター、高新区日系中小企業サービスセンター、高新区金融サービスセンターが入っている。2022年に、留学帰国者サービスセンター、留学帰国者創新創業長江デルタ（江蘇）サービスセンター、蘇州科学技術金融サービス高新区サブセンターなどもここでオープンした。今年、高新区科学技術イノベーション局の指導の下で、サービスセンターに国家高新区科学技術金融サービスセンター旗艦店を開設した。

ここ数年、サービスセンターはワンストップ式政策サービス、ワンチェーン企業育成、一括した資源マッチング、一連の人材サービス、ワンセット企業要望クローズドループサービス仕組みという「五つの『１』」を中心に企業と人材に全方位のサービスを提供している。