春早々、シェアファームで田園風情を満喫

このほど、2022年蘇州シェアファーム（農村民宿）リストが公表され、蘇州高新区の大陽山シェアファームがランクインした。

江蘇省大陽山国家森林公園植物園観光区内に位置する蘇州大陽山シェアファームは西が広大な太湖と隣接し、周辺には道路が整って交通が便利であり、「レジャー農業+プレミアム民宿」を特色とし、立地条件や周辺の自然生態系、田園風景を生かしている。

大陽山シェアファームは総敷地面積が1100ムー（約0.73平方キロメートル）で、そのうち農業生産面積が600ムー（約0.4平方キロメートル）、レジャー機能エリア面積が500ムー（約0.33平方キロメートル）であり、特色ある民宿風情体験エリア、植物科学知識普及教育観光エリア、陽山農業栽培・摘み取りエリア、茶文化レジャー展示エリアがある。湖や山水に囲まれ、美しい風景がどこでも目にするほかに、植物王国に入り、植物の魅力を感じることもできる。植物王国で植物についての知識を学びながら、摘み取りを体験し、豊作の喜びを味わうことができる。そして、同シャアファームには畑や植物の他に、湖と山の景色を眺められる素敵な民宿もある。さらに、シェアファーム内の菖蒲茶荘では美味しいお茶が提供されており、ここで特色ある山泉小面（ラーメンの一種）、陽山茶を楽しむことができる。

今回ランクインした大陽山シェアファーム以外にも高新区にはまたすばらしいシェアファームがたくさんある。例えば、樹山の樹間院シェアファームは、「生態田園＋農村民宿」を中心とし、「農村プレミアム民宿、高山景勝地、田園観光、農事体験、レジャートリップ」などの機能を備えたシェアファームを作り出した。

滸墅関に位置する蘇滸シェアファームも観光・レジャーのよい目的地である。稲とザニガニの総合栽培・養殖区、野菜認養（認養とはボランティアとして、緑地、果樹などの維持管理を引き受けること）区、レジャー体験区、民宿レジャー区という四つの機能区に分けられており、「エコ栽培・エコ養殖＋レジャー農業」を中心とし、現代的なエコ農業とレジャー農業、農村民宿を相互に融合させたもの。

鎮湖の西部に位置する蘇州太湖湿地・浄園シェアファームは山紫水明で、農家の田園風景、太湖の美しい風景と調和が取れたところである。そして、周辺の蘇州世界博覧会（世博）新館、パンダ科学知識普及館などとともに観光客に地元の民俗文化、稲文化、農耕文化を展示している。

また樹山村内にある飲食民宿、田園風景、農事体験、文化伝承が一体化された「蘇式田園シェアファーム」である雲泉シェアファームもおすすめ。

春早々、週末に家族や友達を誘い、シェアファームで身近の江南風情を満喫してみよう。