今年、滸墅関は感染症対策を実施すると同時に、建設を進め、時は人を待たなく、1分1秒を争うという姿勢で各重点プロジェクトができるだけ早く着工し、推進を加速させるために全力で動いてきた。
着工と工事:スピードアップ
3月31日、永蓮路の東側に位置する福伸電機プロジェクトは施工許可証を取得し、速やかに着工準備を始め、今、すでに施工段階に入った。
関係者によると、福伸電機(蘇州)有限公司は2013年に設立され、その親会社の福伸電機株式会社は60年歴史を抱える日本企業。福伸電機は高新区で2箇所の工場を設立し、主に自動車エアバッグのガス発生装置関係部品及び自動車ハンドル関係部品を生産し、取引先はフォーチュン・グローバル500の企業が多いという。
当該会社の責任者の紹介によると、福伸電機プロジェクトの総投資額は1.2億元、総敷地面積は15ムー(10000平方メートル)、研究・開発や事務エリア、製造が備わるスマートな工場を建設する。計画どおりに工事を完成するために、今施工者は感染症対策を積極的に実施し、スタッフが工事現場内で食事を済ませ、生活をするようにクローズド・ループ管理を行い、工事の安定的な推進を確保する。
進捗表によると、当該プロジェクトは5月中旬地下室の工事を完成し、主体構造の建設を推し進め、今年の年末に完成し、2023年操業を開始する予定。
キャリア改造:来年初操業開始する予定
この間、ESR産業パークに位置する賽默飛(Thermo Fisher,サーモフィッシャー)生命科学産業基地プロジェクトのキャリア改造・建設はスピード的に推進されている。昨年の12月工場改造施工許可証を受け取った後、当該プロジェクトの建設はハイスピードで進められてきた。
賽默飛科技(Thermo Fisher Scientific,サーモフィッシャーサイエンティフィック)は科学サービス分野での世界トップ500の企業であり、主に実験室計器、実験室消耗品、体外診断試薬類製品を生産し、また遺伝子合成とシーケンシングのサービスを提供する。昨年の7月に、賽默飛生命科学産業基地プロジェクトは滸墅関に入居し、第一期の投資額として、5000万ドルが投入され、体外診断試薬、バイオ医薬品関係製品及び生命科学分野の消耗品の生産に使用される。操業を始めれば、ここは賽默飛がアジア太平洋地域における最大の生命科学産業基地となる見込み。
紹介によると、当該プロジェクトは2022年11月改造工事を完成し、2023年の第一四半期に正式に操業をスタートする予定。当該プロジェットの入居に伴い、現地化製品のサプライチェーンはさらに強化され、地域のバイオ医薬品産業の発展のために新たな原動力も注ぎ入れられることになる。
今年、滸墅関の職能部門は企業の工事進捗を深く把握し、生産・建設に力をさらに入れるように企業を指導し、川上・川下の産業チェーンを全力で繋ぎ、区域内の重点プロジェクトの施工需要を満たす。感染症対策の実施と安全生産を前提に、今、区域内の一部の民生に関するプロジェクト、重点産業プロジェクト、サービス業プロジェクトの建設はさかんに進められている。