RCEPの発効に伴い、「二つの区、二つの前列」の奮闘目標に向け、高新区はRCEPのチャンスをしっかり掴み、「一帯一路」イニシアティブ、長江経済ベルト、長江デルタの一体化などの国家戦略に踏み込んで携わって、国内と国際的な「双循環」に積極的に携わって、質の高い発展の道を確固として歩んでいる。
蘇州税関虎丘事務所によると、蘇州高新区2021年の対外貿易データは安定の中で成長し、2021年1月から12月まで、対外貿易輸出入総額が2820億元に達し、前年同期比8.8%増。その中、輸出額が1801.5億元で7.5%増、輸入額が1018.5億元で11.2%増。貿易の黒字が783億元で、1.5%拡大した。
サービス:税金削減、コスト低減、「企業課題クリア」メカニズムの推進
2021年以来、蘇州総合保税区でヘリコプター修理分野の先頭を切った業者である蘇州捷徳航空技術有限公司の業務量が上がり続いてきて、1月から12月まで修理・メンテナンスを実施した対象貨物の金額が8.7億元にも達したが、修理で雑多かつ大量の廃棄材料、破損部品が出ているため、まとめるのが大変になった。さらに、国外へ輸送するのも難しくてコストが高いため、如何にこれらの廃棄品を処分するのは企業の課題になった。
こういう状況をわかってから、蘇州税関虎丘事務所はすぐに「企業課題クリア」メカニズムを立ち上げ、蘇州自由貿易区の「関証一鏈通」(税関管理チェーンと蘇州公証チェーンの連結制度)という革新的な制度をコピーして、2021年11月18日、第三者の公証機関を導入することによって、廃棄品の処分を完成した。
2021年、蘇州税関虎丘事務所は高新区商務局企業管理部と協力して、企業政策説明会並びにサービスマーチング会を共催し、企業が抱えている通関についての質問を回答した。また、国内向け製品の選択的課税業務で数回分けて申告することができないという難問に対して、蘇州税関虎丘事務所は税関総署とやりとりして、「金二システム」(金関工程(二期)加工と保税管理システム)の改善を実現したため、企業が毎月700万元を節約できるようになった。
税関・地方管理部門の協力は展覧品がよりスムーズに通関することにも役たった。蘇州税関虎丘事務所はメルセデス・ベンツとマーチングして、ATAカルネを利用して通関・検査手続きを行うことを指導し、コンセプトカーAVTR Benzが順調に中欧列車に積み込まれ、出国することを確保した。また、蘇州博物館西館の建設を後押して、税関が施設設置への監督実施という要求をしっかり実行し、大英博物館からの第一陣から第三陣までの展示品が担保免除で検査を受け、承認され、スムーズに入境の手続きを終わえ、計4580万元の担保費用が免除された。