開放的な生態公園「高景山公園」　改造工事がラストスパートに入り

寒い冬だが、蘇州高新区の高景山公園の緑艶やかな芝生が生き生きと広がって目立っている。今、公園の改造工事がようやく最終段階に入り、2022年1月に完成する予定。一新した公園は以下のようなハイライトがある。

生態：歩くに連れて景色が変わる

高景山公園は華山路の北部、馬澗路の南部、朝紅路の東部、金楓運河の西部に位置する開放的な生態公園であり、敷地面積は42万平方で、サッカーコートの56枚分もある。中には50種類超の植物が植えられている。その群落は全体計画から言えば、周辺の地勢と環境の特徴に合わせて、背景としての密林区や特色のある花と木のエリア、宿根草花エリア、鑑賞類の草花エリア、生態山林区に仕切られている。メインロードの両側には、カラフルな野生草花が植えられているが、桜や楓、メタセコイア、柳などの特色のある植物群落がそれぞれ特定の区域に広がっている。 

公園には、自然林をそのまま残したと同時に、森林の周辺に多機能の芝が植えられて、幻のような「熱帯森林」を作った。それに、ハイクオリティーで色艶が美しくてクッション性がよいグリーングラスを特別に取り入れ、冬季にも生き生きとグリーンに保つことができる。

また、高景山から滝池風景区、花山自然風景区を眺める視野を広げるように、山や水、石を利用して観賞スポットを設け、都市と山水が観賞におけるインタラクティブを確保している。 

便利：どこにも通じて自然に親しむ

くねくねと続くタータンコースと歩道は湿地や桟道、芝生を繋げて、同じところを戻らずに観光・レジャースポットを回れる環状の遊覧コースとなっている。それぞれの市民群体のニーズを配慮して手押し車、車椅子がスムーズに走れるタータンコースを敷設しているほかに、単調なランニングやトレーニングも楽しめるように赤、オレンジ、黄色、緑、青、紫のカラーからなる「虹の通路」を敷設している。

園内交通をいろいろ工夫するとともに、出入り口の利便性もよく考えられている。最大限度に周辺の住民のことを配慮するように高景山路、朝紅路、茅橋路、馬澗路にそれぞれにメインの入口を設置した。その中、駐車に一番便利なのは高景山路のメイン入口の方。

また、あずまやや文化芸術の構築物、文化回廊、文化の壁、ベンチなどは公園の所々に点在していて、緩やかでナチュラルな地形を整え、それらの文化芸術をテーマとした飾り物を嵌めて、遊覧者が疲れたらすぐ腰を掛けることができて、都市の奥深い人文精神が現れている。

スマート：スマートトレーニングの上に安全も確保

スマートトレーニング施設とグリーンな自然がよく融合することもハイライトの一つ。

西の方にあるトレーニングパークでは、全ての運動器材に太陽光発電パネルをつけ、器材の電力を確保する。それに、運動する時、運動の頻度、時間、減らしたカロリーをいつでも確認することができてるような先進的で心がこもった遊覧客本位の設計となっている。

特筆すべきは、今回の改造は街の照明・監視システムの整備も含んで、体験感を強めるとともに、安全保障も強化したこと。 

高新区はこれからも引き続き市民がより心地よい生活が過ごせるように公共施設の品質を向上させていく。